2014年3月2日

食堂

妻がバック欲しいと言ってますが買いません。
作ります。
一緒に革屋へ行き 妻が選んだ革を縫ってみました。
きれいなグレーの揉み革。
ミシンで縫えば早いのでしょうがミシンは使えないので総手縫いで仕上げました。
決して手縫いだからと価値ありとか言いません。
ミシンの糸調子が悪い(直せない)ので嫌々の手縫いです。

世の中にはカバンたくさんあります。
そんな中 自分はどこを目指すのかわからなくなります。
作るからにはいいモノを作りたいので。
しかし何百、何千と作っているバッグメーカー、職人さんの技術に勝てる訳がなく…

こいつを縫いながら自分に言い聞かせた事。
ご飯やさんだって銀座の高級レストランから 街の食堂まで数え切れないほどある。
決してどっちがどっちより美味い不味いは比べれない。
それは食べた人が決めること。
高級レストランではなくても美味しいモノは出せる!
とか思いながらひたすら手縫い。

妻は街の食堂(POLKADOT)に満足してくれたと思う。
本当は高級レストラン(エルメス)が良かったのかな…(笑

その価値はお客さんが決めること。
今月はバッグ続けて縫ってみます。